2016-09-01から1ヶ月間の記事一覧
以前は金木犀の香りがあまり好きではなかった。クセのある甘い香りは主張が強すぎるような気がした。 しかし、気になる香りではあり、以前のブログにも何度となく書いていた・・・ということを今も覚えているほど、気持ちを掻き立てるインパクトがあるのは確…
演奏会の楽しみの中に、終演後の打ち上げというものがある。 高校時代、文化祭のフィナーレを飾る吹奏楽部の本番後、帰宅が遅いと親から叱られたのが打ち上げの最初だったろうか。大学時代はまさに「のだめカンタービレ」的な宴会を繰り広げる学生オケにいた…
演奏会って何だろう? 好きな曲をネットからダウンロードしたりCDを買ったりして一人で聴くのと何が違うんだろう? と安達朋博ピアノリサイタルに行って改めて考えてしまう。 chihoyorozu.hatenablog.com 安達朋博氏の演奏を最初に聴いたのは、コンサートで…
なぜ私はピアノを聴きに行くのか? とよく自問する。 東京では毎日のようにあちこちで、ピアノだけでもいくつもの演奏会が開かれ、自分も慌ただしい日々、どれもこれもは聴きに行けない中で、あれではなくそれでもなく「これを聴きに行こう」と決めるのはよ…
先月、伯母が亡くなった。 喜寿を目前にして、短命とまでは言えないものの、今の日本女性の平均寿命より十年短い。同い年である私の母にとってもショックだったろう。しかも、病いが見つかってからほんの数か月で逝ってしまった。 この夏、病院にもホスピス…
立川に野外劇場出現!! 風煉(ふうれん)ダンスによる野外劇公演『スカラベ』の初日に行ってきた。 家を出た頃、今にも降り出しそうに見えた西の空の怪しい雨雲だったが、立川に来てみると降ってなくてよかった。このところずいぶん涼しくなってきた。 立川…
写真展以来いろいろ考えていたところへ、駐日マケドニア大使館からメールが届いた。様々な見解がある中、このたびのマザー・テレサ列聖にあたり駐日マケドニア大使館が日本国民に向けて発信したコメントをここにご紹介しておこう。 現在のマケドニアはマザー…
百瀬恒彦 写真展「祝・列・聖」に行ってきた、と友人からメッセージをもらった。百瀬氏のお話も興味深かったと言いつつ、彼女はこの記事を読んで戸惑ったようだ。 www.huffingtonpost.jp マザー・テレサについて知ったのがいつだったか、もはや思い出せない…
去る9月4日、故マザー・テレサが列聖された。 列聖に合わせて、9月1日から9月6日まで、百瀬恒彦 写真展「祝・列・聖」が東京・表参道のプロモ・アルテ・ギャラリーで開催された。 写真展に寄せた百瀬氏の言葉。 「・・・亡くなってから、聖人に列聖されるに…
少し振り返ると、今年の1月いっぱいで実質的に退職するまで私は、広告特集のコンテンツを編集する部署で主に大使館のPR記事を担当していました。 大使館がPRする機会として、ジャパンタイムズでは私が担当していた頃よりはるか昔から、たぶんかれこれ50年、…
週末。何気なくテレビをつけていたら「林修の今でしょ!講座」の傑作選をやっていて、「かわら版で見る江戸時代の大事件簿」というのがなかなか面白かった。元々は8月23日の夜に放送されたトピックのようだ。解説は、映画にもなった『武士の家計簿』の著者で…
突然思い立ってケーキを焼いた。 何年ぶりだろう?ひょっとして10年ぶり? なぜ急にそんなことをしたかと言えば、バナナを捨てるのがもったいなかったからだ。 記事が一段落したら家の中がグチャグチャなのは毎度のことだが、部屋に漂う甘すぎる香りの理由は…
新垣隆氏についての記事を書くにあたり、やはり、物事は両面から見ないと・・・と思い、あのスキャンダル後の佐村河内守氏に迫ったという森達也監督のドキュメンタリー映画『FAKE』を観に行きました。 しかも2回行ってしまいました。というのも、「誰にも言…
エンタメとしての音楽と芸術としての音楽の違いってなんでしょう? それは誰かが決められるものなんでしょうか? このたび新垣隆氏の記事を書くにあたり、それなりに考えてみましたが、考えれば考えるほどわからなくなります。 新垣氏自身も著書『音楽という…
ずっと気になっていた新垣隆さんのことを書く機会をいただいたのはとても有り難いご縁でした。ジャパンタイムズを辞めてから初めての音楽の署名記事です。 何回かに分けて振り返ってみたいと思います。 1.『HIROSHIMA』を超えて『連祷-Litany-』へ、広島…
自分では決して思いつかなかったことだが、ふとしたご縁で昨夏ビジネススクールに通うことになり、その流れで、このビジネススクールを経て起業した社長へのインタビュー・シリーズを書かせていただいている。 「ビジネススクールに通った人で成功している例…
自分の時間をうまく使うにはどうしたらいいだろう? と考えるのは、時間の管理が下手だという自覚があるからだ。どうしても早寝早起きができない。気がついたら日が暮れている。気がついたら日付が変わっている。気がついたら締め切りの前日で今夜はもう寝ら…