よろず編集後記

よろず編集者を目指す井内千穂のブログです。

2018-01-01から1年間の記事一覧

パネルディスカッションは難しい⁈ ~日本・ベラルーシ友好訪問団2018報告会その③

諸々雑事に追われている間にずいぶん時間が経ってしまったが、メモを頼りに記録と記憶を残しておこう。 去る10月8日に福島県内のJヴィレッジで開催された日本・ベラルーシ友好訪問団2018報告会。前半に福島の高校生たちとベラルーシの学生たちが素晴らしいプ…

ベラルーシの学生たちの声 〜日本・ベラルーシ友好訪問団2018報告会その②

福島の高校生たちに続いて登壇したのはベラルーシの大学生たち。ベラルーシ国立大学日本語学科で学ぶ6人の女子学生が美しい日本語で語った。 「チェルノブイリの原発事故は私たちが生まれるよりずっと前で、既に歴史上の出来事のように感じていましたが、こ…

福島の高校生たちが見たベラルーシ 〜日本・ベラルーシ友好訪問団2018報告会その①

三連休最終日の体育の日、福島県内の「Jヴィレッジ」で、この夏ベラルーシを訪ねた高校生たちの報告会が開催されるというので聴きに行ってきた。 楢葉・広野両町にまたがる国内初のサッカーのナショナルトレーニングセンターだった「Jヴィレッジ」は福島第…

サントリーホール前でライブビューイング

そろそろ芸術の秋。サントリーホール・アークヒルズ25周年の2011年にスタートし、今年で8回目を迎えるという「ARK Hills Music Week」に初めて行ってみた。 5月の記者会見で今年からの新企画「ARKクラシックス」を知り、ピアニスト辻井伸行とヴァイオリ二ス…

しぶとい金木犀

地震、豪雨、台風、また地震、また台風と災害続きだったこの夏。その中では比較的平穏だった東京だが、猛暑の中の引越しはキツかった。既に会社員ではなくなったので、毎日の通勤地獄やフルタイム勤務はないものの、平日休日関係なく締め切りに追われるこま…

フィデリオ仮装合戦

人間は自由じゃない・・脳の働きや決定論のややこしい話は抜きにしても、罪人と判定されれば拘束され、自由な身だと思っている人々各々の自由な考えだって所詮は思い込みの産物に過ぎず、その思い込みは誰かに操作されている。そんな怖ろしい舞台を観た。 ベ…

田崎悦子ピアノリサイタル「三大作曲家の愛と葛藤」

いつもながら、自分にとって行くべき音楽会は絶妙なタイミングで開催される。必ず行くべしと言われているようだ。5月26日、土曜日の昼下がり。この前の週でも後の週でも行くことは叶わなかった。 ところが、会場でプログラムと一緒に受け取った小冊子には「…

サントリーホール オープンハウス② ホールで遊ぼう!

プレビュー記事というのは罪なもので、自分がまだ見聞きしていないイベントについて、主催者側へのヒアリングやプレスリリース、場合によっては関係者へのインタビューを元にまとめるわけだが、「実際はどうなんだろう?」と心配になる。サントリーホールは…

サントリーホール オープンハウス① 急な記事

サントリーホールに初めて入ったのは、プロの演奏会を聴きに行った時ではない。開館間もない1987年の1月、所属していた学生オケの70周年記念定期演奏会の時だった。5年に一度の東京公演である。「世界一美しい響き」を目指して設計された東京初のクラシック…

桜舞い散る

早くも葉桜。 桜の季節があっけないのは毎年のことながら、今年はことのほか急ぎ足で終わってしまいそうだ。東京のソメイヨシノは、平年より9日早く、昨年より4日早い3月17日に開花して、3月24日には満開のニュースが流れていた。平年より10日早く、昨年より…

トランペット@古民家

トランペット奏者・オリパパこと織田準一さん、作曲家・オリママこと織田英子さんご夫妻に初めてお会いしたのは数年前。しおみえりこさん&橋爪恵一さんが主宰する立川のLaLaLaアーティスティックスタジオでのコンサートだった。 それ以来、ときがわ町のお宅…

マザー・テレサ写真展@上智大学

これもまたずいぶん前のことになるが・・・ 昨秋のある日、ひょっこりマケドニア大使館からメールが届いた。11月の終わりから12月始めにかけて、上智大学でマザー・テレサの写真展が開催されるという。 マザー・テレサ写真展を開催します | ニュース | 上智…

地層処分って本当にできるの?⑤ 幌延を見て語り合う

昨年8月に北海道の幌延深地層研究所を見学した直後に、都内で参加者および関係者による座談会が行われた。真夏の暑い日であったと記憶している。ずいぶん時間が経ってしまったが、せっかくの話し合いの内容を記録しておきたいと思う。 ***** A:このた…

今年も手帳と共に

2018年になっている。 昨年の正月休み明けに「2017年になっている」と書いてからあっという間に一年が経ち愕然とする。何がそんなに忙しかったのか、秋ごろからブログも更新しないまま数か月。諸々の締め切りに追われていたはずだが、そんなことばかりでいい…